老後の住まいは、「持ち家派」「賃貸派」「高サ住派」?

 50代夫婦で子供なし。家を購入か生涯賃貸か、賃貸からの老人ホームか迷っています。

 老後の住まいは、「持ち家派」「賃貸派」「高サ住派」の3 つに分かれます。平成30 年の総務省の調査によると高齢者世帯全体の35.6%が賃貸住宅に居住しており、このうち高齢者夫婦のみ世帯は12.5%が賃貸住まいとなっています。

 家を購入する場合、購入資金の他にリフォームなどの維持費、場合によっては住み替えの可能性も考慮する必要があります。生涯賃貸で過ごす場合、一番の不安が「家賃」です。そもそも貸してくれるのかという問題もあります。しかし最近は、賃貸で暮らす高齢者の増加が考えられるため、国や自治体による制度が講じられています。自治体の相談窓口を利用するとよいでしょう。「高サ住」とは、サービス付き高齢者住宅をいいます。家賃形式なので有料老人ホームより初期費用が少なくて済み、気軽に入居できるメリットがあります。

監修
(株)住まいと保険と資産管理

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