心の健康、体の健康、そしてお金の健康も!

 今月から連載を担当する芳川です。「お金を働かせて増やす方法」についてお伝えしていきます。

 さて、突然ですが皆さんは【健康】とはどういうことか、ご存じですか?

 1947 年採択のWHO憲章では「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます(日本WHO協会訳)」と定義しています。つまり、体の健康だけでなく、心の健康【生きがい】や社会的健康【他人とのよいコミュニケーション】【生活をするために不自由のないお金があること】も健康の条件なんです。

 血液は体内で滞りなくサラサラ流れる方がよいですよね。どこかに溜まっていたら病気になります。同様に、将来を不安に思ったり、失敗を恐れて現実が見えなかったり、コミュニケーションがうまくできずに燻っていたり、言いたいのに言えないことがあったりすると、心のワダカマリが大きくなって病気になります。お金についても同じです。支払いコントロールができずに毎月お金が足りなくてキャッシングしたり、不安が先だって貯め込んでばかりではお金本来の力を発揮できません。お金は社会の血液ですから、足りないところがないよう滞りなく循環させていくのが一番です。

監修
芳川幸子

(株)ウィンカム代表

https://wincome.jp

「お金を働かせて増やす方法」を惜しみなく伝授、人生の可能性を広げるお手伝いをする資産形成コンサルタント・ファイナンシャルプランナー。