冬の上手な洗濯法

5.柔軟剤を使う際の注意点

 柔軟剤を多く入れすぎると、吸水性を下げるほか、洗い上がった衣服の香りが強くなりすぎて、周囲の人に不快な思いをさせ、ときには体調不良を引き起こしてしまうことがあります。「香害」と呼ばれるこの現象の問題化を受け、日本石鹸洗剤工業会は2018年、品質表示に関する自主基準に「香りのマナー」についての項目を設けました。現在では各メーカーが、製品本体やHP上に香りの強さの目安を記載しています。ですからそれを使う私たち消費者も、使用量などをきちんと守って香りを楽しむことが大切だといえます。自分自身、香りが苦手、でも洗濯物をふわふわに仕上げたいという方は、無香タイプの柔軟剤をお使いください。

 なお、洗濯を始める際、洗剤と柔軟剤を一緒に洗濯槽に入れる、または洗剤用の自動投入口に両方一緒に入れるのは間違いです。洗剤と柔軟剤がそれぞれの効能を打ち消し、汚れが落ちなくなってしまいます。洗剤と柔軟剤は、それぞれ別々の投入口に入れましょう。

6.洗い終わったらすぐ干す

 洗い終わったのに、洗濯機に濡れたまま放置していると、型崩れしたりシワが取れにくくなるほか、雑菌が繁殖してイヤな臭いが発生しやすくなります。実際、2時間以上たってしまったら洗い直すしかありません(夏場は1時間)。そんな面倒を避けるためにも、洗濯が終わったらすぐに干すよう心がけましょう。

 濡れたままでは型崩れしやすい冬の衣類は、特に早く乾かすことが大切です。屋外では洗濯物同士の間隔を空けて干したり、ピンチハンガーに長さの違う洗濯物を交互に干したりして、風の流れを作りましょう。

 室内干しの場合は、湿気を含んだ空気が部屋にこもらないよう扇風機の風を首振りでかけたり、少し窓を開けたり、換気扇を回したりしましょう。新聞紙を洗濯物の間に吊るしておくのも、湿気を吸ってくれるので効果的です。