【身近なもので筋トレ② 】ペットボトルで下半身の筋力をアップ

① 太腿・お尻の筋肉を鍛える

1.ペットボトルを胸の前に抱え、足は腰幅より少し広めにして立ちます。つま先はやや外側に向けて。
2.背中を丸めず胸を張ったまま、太腿が床と平行になるようにしゃがみます。このとき、膝とつま先の向きが同じ方向を向くよう(膝が内側に入らないよう)注意しましょう。

② 太腿・お尻の筋肉+体幹を鍛える

1. 足を前後に広げて軽く膝を曲げ、後ろ足と同じ側の手にペットボトルを持って頭上にセット。体幹に力を入れてフラつかないようキープします。
2. そのまま腰を落とします。両膝の角度は 90 度程度が目安。つま先と膝が正面を向くように行いましょう。手足を逆にして同様に。

お尻・腿裏の筋肉+体幹を鍛える

1.ペットボトルを両手に持ち、足を腰幅程度に広げ、胸を張って真っすぐ立ちます。
2.膝を軽く曲げ、股関節から体を折り畳むように前屈します。できる方は上半身が床と平行になるよう、難しい方は背中が丸くならない範囲で行います。常に背中を寄せ、胸の張りをキープして。

【動作ポイント】

全ての動作は 10回を 2・3 セット程度行いましょう。ペットボトルは重さが軽いので、動作をゆっくり行う方が効果的です。ペットボトルを持ち上げるときだけでなく、下ろすときもトレーニングなので、動作中は筋肉の緊張が抜けないよう動きをコントロールすることがポイントです。ペットボトルは入れる水の量によって重さを調整できるほか、水の代わりに砂を入れ、1.5 ~ 2倍重くすることもできます。

【健康メモ】

運動不足の解消は下半身の強化から

 運動不足になると顕著に落ちやすいのは下半身の筋肉です。在宅勤務などで外出する機会が減ればなおさらです。もちろん歩くだけでも筋肉を使うことはできますが、短時間で効率よく筋肉を使うには、今回ご紹介しているような筋力トレーニングがオススメです。負荷もペットボトルの大きさや水の量によって調節できますので、ご自分の体力レベルに合わせて無理なく行ってください。下半身の筋肉を鍛えると疲れにくくなり、基礎代謝量のアップなども期待できますから、ぜひ始めましょう。

蓮池拓矢

はすいけ・たくや

1984年、新潟県生まれ。スポーツクラブ ルネサンス
adidas FUNCTIONAL TRAINING 教育トレーナー


《協力》 株式会社ルネサンス
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