暮らしの防災チェック

いざという時に自分を守る

 地震、台風、集中豪雨など、私たちが生活するうえで災害は避けて通ることができない問題となっています。災害時にパニックにならずに冷静に行動するためには、日ごろの心掛けと備えが何よりも大切です。わたしたちの命を守るために、いつもの暮らしでできる防災を始めましょう。

参考/東京くらし防災・政府広報オンライン

「もしも」は突然やってくる 命を守る暮らし方

 災害はいつ何時やって来るのかわかりません。もしもの時に一番大切なのは「命を守る」ことです。自分と家族の命を守る、ちょっとした工夫と毎日の習慣でできる防災を始めましょう。

わたしたちができるいつもの防災?
  • いざという時に動けるために
     もしもの時に動ける体作りをしておきましょう。体力が落ちていたり睡眠不足だったりすると、とっさの判断や行動が難しくなります。毎日の充分な睡眠と健康的な生活が防災につながります。
  • 身近な人とコミュニケーションを
     出掛ける時には必ず家族に行く先を知らせる習慣を。さらに、家族や友人、親類など身近な人たちと発災時の「連絡手段」や「避難場所」を決めておきましょう。
  • 外出先での被災対策
     カバンの中に大判ストール、職場にはフラットシューズなど、身を守るものを用意しておきましょう。生理用品やウエットティッシュなどの衛生用品、チョコレートやビスケットなどの食品もあると安心です。
子供と一緒にできる防災
  • 行き先と連絡方法を約束
     外出する時は必ず行き先と誰と一緒なのかを親に伝える約束を。小銭を持たせて公衆電話の使い方を教えておくことも大切です。
  • 学校や地域と情報共有
     学校や地域で避難所や連絡方法の確認を行いましょう。外遊びを兼ねた避難ごっこなどもよい方法です。
  • 液体ミルクと抱っこひも
     外出時など日頃から液体ミルクに慣らしておくと赤ちゃんも安心。また、抱っこひもを持ち物に加えて。
配慮が必要な人・高齢者の防災

 防災無線や広報車のアナウンスに注意。掲示板や有線、インターネットの確認、伝言サービスなど、もしもの時に使える連絡手段を確保しましょう。「連絡カード」等を作っておくと安心です。また、助けを呼ぶための笛や呼び子を必ず携帯しましょう。

覚えておこう! 安全確認とインターネット

 発災直後は自分の身の安全を確保したあと、家族や友人、子供に声掛けして状況を確認します。その後、テレビ、ラジオ、防災無線、行政のウェブサイトやアプリなどで情報の確認を。正しい情報を選択することが大切です。

災害伝言ダイヤル

171

171 にダイヤル→録音は「1」、再生は「2」→メッセージを録音または再生。

災害用伝言版

web171

web171 にアクセス→電話番号を入力→伝言を登録または情報を確認。

公衆無線LANサービス

00000JAPAN

大規模災害発生時に無料公開される公衆無線LAN。パスワードなしで接続可能。

 SNSのデマに気を付けて!
SNSでの情報収集は必ず情報元をチェックし、正しい情報か確認する習慣をつけましょう。また、不確かな情報を拡散することは新たな被害を生むことにもなりかねません。具体性に欠けた犯罪報告など、デマを拡散しない・振り回されない意識を。