- 2022年9月19日
高齢化で急増する「パーキンソン病」
高齢化が進む日本で、近年パーキンソン病患者が急増しています。パーキンソン病は厚生労働省の指定難病の一つであり、根治の難しい難病ですが、適切な治療を行えば症状の進行を抑えながら生活することは十分可能です。
高齢化が進む日本で、近年パーキンソン病患者が急増しています。パーキンソン病は厚生労働省の指定難病の一つであり、根治の難しい難病ですが、適切な治療を行えば症状の進行を抑えながら生活することは十分可能です。
中高年以降の女性に多く発症する膝ひざの痛み、その代表的な原因が変形性膝関節症です。進行すると移動能力そのものを低下させ、QOL(生活の質)を大きく損ないます。いつまでも自分の足で歩けるよう、早めに受診、適切な治療を行いましょう。
痛みを伴う病気はいろいろありますが、すい炎、胆石、尿管結石の痛みは「三大激痛」といわれています。中でも尿管結石は、突然の激痛で慌てて救急車を呼ぶことも少なくありません。
突然死につながる心臓発作、その原因にあげられる「狭心症」と「心筋梗塞」は主に動脈硬化によって起こります。これら心疾患は冬に発症しやすい病気ですが、動脈硬化のリスク要因を持つ人は、暑い季節も脱水などを引き金に発症しやすいので要注意です。
部位別がん死亡数が、男性の上位に位置する肝臓。炎症やがんがあっても最初は自覚症状がほとんどないため、発見が遅れがちです。特に健康診断などで肝機能の異常や肝炎ウイルスの感染などを指摘された人は、定期検査が不可欠です。
白内障は、眼の中の水晶体を構成するタンパク質が酸化し、変質することが原因で起こります。予防は難しいですが発症を遅らせたり、発症しても進行を遅らせたりすることが可能なケースもあり、なるべく早く眼科を受診することが大事です。
高齢化にコロナ禍が加わって、帯状疱疹を発症する人が増えています。治療薬もあるため死亡には至りませんが、目や耳の合併症を起こしたり、帯状疱疹後神経痛という後遺症を残したりすることもあり、予防はもちろん、早期に適切な治療が必要な病気です。
関節リウマチは、かつては治らないとまで言われた病気でした。しかし、今では早期に適切な治療を開始すれば、病気の進行を抑えられる可能性が高くなっています。関節の痛み・腫れが続くようなら、ぜひ早めに受診しましょう。
日本人の「頭痛もち」は3000万人といわれ、読者にもお悩みの方がいらっしゃるかもしれません。頭痛は病気ではありますが、脳や体の疾患に由来するものでない限り、正しい知識をもって対処すれば痛みを軽減し、楽に過ごすことができます。